ハボタンのお手入れについて

ハンギングバスケットや鉢植えで、花の少ない冬の間を彩ってくれたハボタンですが、３月くらいになるとそろそろ中心部が伸びて、トウが立ち始める時期を迎えます。

こんな風に真ん中が盛り上がってきたら、切り戻しに挑戦してみましょう。

このように、適当な高さで花穂を切り落とします。

よく見ると、大きな葉っぱの上に小さな脇芽がいくつも出ているのがわかります。

ついでに株元に手を入れて、カサカサに枯れた葉っぱが手に触れたら、取り除いておきましょう。

何日かすると、大きな葉っぱの上に見えていた小さな脇芽がぐんぐん伸びて来ます。

こちらはひと月ほど前に切り戻した株です。

ハボタンの葉っぱの上に、小さなバラの花束が載ったような面白い形になっています。

ちなみに切り戻した花穂は、水に差しておくとどんどん伸びて菜の花に似た花をつけてくれますので、是非お部屋の中で楽しんで下さい。

ハボタンは実は多年草ですので、あまり花を咲かせないように管理すると、何年も保たせることができます。ハンギングバスケットを解体するとき、元気な株は捨ててしまわずに鉢やコンテナに植え替えてあげましょう。